health news

気管支ぜんそくとは

気管支ぜんそくとは

気管支ぜんそくは、空気が鼻から入って肺に達するまでの道である気道(一般的に、気管や気管支と呼ばれる組織)に慢性的な炎症が起こって刺激に過敏な状態になり、発作的に気道が狭くなることを繰り返す病気です。痛みはありませんが、気道粘膜が赤くなって腫れている状態で、気管支周囲の平滑筋が収縮することにより空気の通り道が狭くなり、ゼーゼー、ヒューヒューと音がする「喘鳴(ぜいめい)」や咳などの症状が起こります。

ぜんそく

気管支ぜんそくは、子どもの病気と思われがちですが大人も発症します。概ね15歳までに発症するものを小児ぜんそく、成人してから症状が現れるものが大人のぜんそくです。症状が現れる要因としては、遺伝的あるいはアトピーによるもの、アレルゲン暴露、呼吸器感染症、喫煙や大気汚染などの環境が挙げられます。

気管支ぜんそくの治療で中心的な役割を果たしているのは、ステロイド薬、気管支拡張薬、抗アレルギー薬などを用いる薬物療法です。症状をコントロールするため、継続的に用いる長期管理薬として吸入ステロイド薬や長時間作用性の気管支拡張薬などの吸入薬が中心に用いられます。薬物療法と併せて日常生活では次のようなことが大切です。

【ぜんそくを悪化させないポイント】

○アトピー型では、ダニ、カビ、昆虫、動物、花粉などのアレルギーの原因物質(アレルゲン)をできるだけ避けるようにしましょう。

○悪化の要因となる喫煙や受動喫煙、過労などを避けるように過ごしましょう。

○アレルギー性鼻炎と気管支ぜんそくは、鼻からのど、気管・気管支から肺、が一つの繋がった気道で発症しているため、合併していると気管支ぜんそくの状態が悪くなり、発作が増えることがあります。アレルギー性鼻炎の対策も行いましょう。

○気管支周囲の内臓脂肪が気管支ぜんそくの炎症を悪化させると考えられています。肥満にならないよう注意しましょう。

○胃食道逆流症があると咳や気管支ぜんそくが出現し、気管支ぜんそくがさらに悪化するため、その管理も大切です。

ぜんそく