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下痢

下痢

極度の緊張などによって、お腹が緩くなる経験は誰しもあると思います。これはストレスによって、腸の動きが過剰になり、大腸で吸収されるはずの水分が十分に吸収されずに排泄されることで起こります。

下痢とは本来、体にとって危険な異物を排除するための防御機構のひとつで、先ほどのストレスに加え、食べ過ぎや飲み過ぎ、冷え、ウイルスや細菌がその原因となります。前者の3つは市販の下痢止めで対処することができますが、ウイルスや細菌が原因の場合、むやみに下痢を止めると本来の防御機構を妨げることになり、症状が悪化するだけでなく、生命に危険が及ぶこともあります。

また最近、腸に異常がないにもかかわらず、下痢や便秘を繰り返す過敏性腸症候郡(I B S)に悩む人が増えています。I B Sには便秘型、下痢型、混合型、分類不能型の4つのタイプがあり、下痢型以外では下痢止めが効きにくいばかりか症状が悪化する場合もあります。このため、市販されているI B Sに特化したお薬は、自己判断ではなく過去に医師からI B Sの診断および治療を受けた場合に限り購入できます。

お薬以外の方法で下痢を予防するために、日常生活では次のことのように気をつけましょう。

1,消化不良を防ぐため、ゆっくりよく噛み、暴飲暴食を避ける。

2,腸に刺激となるアルコール、香辛料、冷たいものを控える。

3,消化不良を起こしやすい脂質分の多い乳製品や肉類などを控える

4,腸の働きを損なわないように規則正しい食事や睡眠をとる

5,趣味や運動などでストレスを発散する

なお、市販の下痢止めを使用する場合、通常2〜3日間服用しても症状が改善しない場合は他の病気が原因の可能性がありますので、お薬の添付文書(説明文書)を持って、医師や薬剤師等の専門家に相談するようにしましょう。

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