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セルフメディケーション税制を利用してますか?

セルフメディケーション税制を利用してますか?

だんだんと年末も近づいてくる時期ですが、皆さんはセルフメディケーション税制を利用していますか?既に利用されている方もいえれば、名前は聞いたことがあるけどよく分からないという方もいるかもしれません。

セルフメディケーション税制とは、2017年から2021年の間の医療費控除の特例で、きちんと健康診断などを受けている人が一部の市販薬を一定額以上購入した場合に、所得控除を受けられるという制度です。市販薬のうち、医療費からスイッチされた特定成分を含む医薬品を年間1万2000円を超えて購入した際に、1万2000円を超えた部分の金額(上限金額:8万8000円)について所得控除を受けることができます。従来の医療費控除は、医療費の合計が10万円を超えなければ活用できませんが、セルフメディケーション税制では1万2000円となるため、より活用しやすい制度になっています。従来の医療費控除制度とセルフメディケーション税制は同時に利用することができませんので、状況に合わせてどちらを利用するか選びましょう。

セルフメディケーション税制の対象となる医薬品は、医療用としての実績があり安全性等などが確認されて一般用に転用された「スイッチOTC」と呼ばれるものです。2019年7月現在、風邪薬、胃薬、鎮痛薬など約1800品目が対象です。どの商品が対象なのかは、パッケージやレシートを見ると確認できます。対象医薬品のパッケージにはセルフメディケーション税制の対象である旨を示す識別マークが掲載されています。また、購入時に発行されるレシートには★などの印がついていて、「★印はセルフメディケーション税制対象商品です」などと記載されている場合もあります。

軽度な体の不調を市販薬を利用して自分で手当てすることは、QOL(生活の質)の改善に役立つだけでなく、国の財政を圧迫している医療費の適正化にもつながります。どの商品を選んでいいか分からないときのは、薬局・薬店で薬剤師や登録販売者に相談してみましょう。